人工知能とAI開発の独学には応用力と英語力

AIの開発に携わる技術職の方々には、幅広いプログラミング言語の理解と応用が求められます。現在主流となっている複数のプログラミング言語の基本を理解し、応用的な運用ができるレベルのスキルが必要です。

プログラミングを黙々と進める忍耐力もまた必須であり、長時間集中してデスクワークに従事出来る体力もまた自然と求められるでしょう。人工知能の開発は新しい分野ですが、実際の作業は既存のプログラム開発と同じであり、黙々とパソコンモニタに向き合い、個人の技術とセンスを応用して完成形を目指す地道なお仕事です。

AI関連の技術力は欧米諸国の企業やクリエイターの方がリードしているのが実情です。最新鋭の人工知能開発について、いち早く情報を知るためには自ずと英語力が必要となります。海外の一流プログラマーが集うネットのフォーラムに参加するためには、一定の英語の読み書きスキルが必須です。

専門用語や欧米のIT業界特有の俗語などを理解する素養も要求されるでしょう。最新のAI技術を解説する専門書は、英語で書かれている事がほとんどです。日本語で執筆されたAI関連の専門書や専門誌は少なく、いわゆる洋書を読まなければ人工知能の独学は困難です。

いち早く世界最先端の知識や技術を、海外のフォーラムや書籍から吸収出来れば、他の日本在住のプログラマーよりも大きなアドバンテージが得られます。また普段のプログラミングを効率よく進める上でも英語力は当然無いよりもあった方が優位です。